財政破綻の可能性

1000兆円の赤字はもはや日本の財政が危機的であることを誰も疑うことができないことを意味します
日本は外国から金を借りているわけではないから心配ないという指摘は間違いです
日本の財政が赤字になった原因は土地と建物を過剰に評価したことにより
国が発行する国債と不良債権が相殺されたことが原因です
一度赤字が発生してしまいますとその次の年にそれを返済する見通しがなければさらに赤字は大きくなっていきます
国が発行する国債を消却する手段がなければ
やがて企業が国が発行する国債を外国に売却することになり
この段階で外国に対する借金が膨らむことになります
これは想像以上に短期間 それで起きてしまう現象なんですね
そしてこれはよく言われるハイパーインフレではありません
次の発行する国債は借金だということを忘れてはいけません
支払手形なら流動していなければ駄目だということは多くの人は分かります
ところが国債になった途端それが分からなくなってしまうんですね
国が発行する国債も流動していなければだめだというのは支払手形と同じ原理です
ではどうすればいいのかまず国が立っている対策を紹介します
日銀はインフレ目標を設定しています
インフレ目標を設定することで企業が国が発行する国債を 流動させることを期待してやっているんです しかし日本の銀行が協力していないため効果が上がっていません
特に不良債権の原因になっている大手銀行が非協力的なのです
安倍総理の景気対策もうまくいっています
しかし 財源は良くなっていません
景気対策と 財前は直接関係のないことがは明らかです
消費税を上げることが検討されているようですし
導入もされていますがこれもうまくは入っていません
ではすべてうまくいってないわけですがどうすれば良いのかということについてちょっとばかり私の意見を言わせてください
まず 消費税についてですが これは関税の一種なんですね 輸入大国が消費税を取るのは 関税の効果を発揮するためなんです 消費税が効果を上げるためには輸入を増やさなければ 効果は上がりません
輸入保護政策これが私がお勧めする政策の一つです
日銀のインフレ目標ですが 地方に大幅な権限を与える必要があります 地方交付税を 多様な目的に使ってよいという権限を委譲するのです
次に大手銀行に対しても対策が必要です
大手銀行はこれまで 国に随分逆らってきました
外形課税標準の反対に始まり 不良債権の時にも相当国の方針に反発していました
現在日銀の政策に対しても反発しています
大手銀行が国の発行する国債を日銀に買い取らせることを禁止するべきです